今日も冷たい床の上で、手足を真っ赤にして稽古に励む菅野支部の子供たち。
いかに寒くないように着込むかばかり考えている私にとって、頭が下がるばかりです。
いかに寒くないように着込むかばかり考えている私にとって、頭が下がるばかりです。
私事になりますが。。。
息子には人を敬う気持ちをもって心身ともにたくましくなってほしいという思いがありまして、昨年、体験を申し込みました。
剣道の稽古をじっくり見たことのなかった私の方が、息子よりも体験を楽しみにしていました。
体育館に入るとまず一礼から始まり、
身支度が整うと、一列に並び、座礼、静座、剣道の理念と剣道修練の心構えの暗唱、水本先生のお話、体操に素振りなどなど。一つ一つの所作から身が引き締まる思いがこちらまで伝わってきました。
なかでも、面や鉢巻を、ここで一斉につけることに驚き、その静寂につつまれた光景があまりにも美しすぎて涙が出てきました。
あれから1年以上経ち、鉢巻すら一人で結べなかった息子は、根気よく教えて下さる先生方、優しい先輩方や良い仲間に囲まれて、暑い日も寒い日も元気に楽しく稽古へ参加しています!
お話は戻りまして。。。
本日は、コロナ後での雑巾がけ2回目。先週できなかった子たちも、少しずつコツを掴んできたようです!
大変そうですが、「難しい!」と笑っている子供たちの顔はキラキラと、これまた美しいです。
面つけさんは先生とのマンツーマンの稽古。間近で見ていると、ものすごい気迫を感じます!!
一方、胴つけさんとハチマキさんは、先生が持っている竹刀へ向かっていくときの顔つきは、とても集中していて真剣そのものです。
竹刀を使用していない時には。。。
並ぶ場所のわからないハチマキさんを自然と誘導する胴つけさん。
胴をうまく結べない子を、しばらく見守りお手上げそうなところで 、そっと手伝ってくれる面つけさん。
前に水本先生がお話されていた「稽古とは、古を稽える(かんがえ る)ということ」を思い出しました。
こういう一つ一つのことが、心をも成長させてくれるのだろうなと 、稽古中の至る所で見かける些細な美しい光景に、今日もたくさん 感嘆しました。
小学生以下のお子様や恥ずかしがり屋さんのお子様も、見学から少 しずつ体験される方もいらっしゃいます。先生方が優しく教えて下 さいますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。