秋らしい気温になってきました。
また、菅野小学校の校門前にある銀杏も黄色く色づき始めました。
今日の稽古では、少年剣士のほぼ全員が集まり、元気に稽古をしました。
菅野道場の稽古では、準備体操が始まる前に木刀による剣道基本技稽古法の
形稽古を必ず行っています。
防具をつけての稽古も大切ですが、木刀を使った基本技稽古法の形稽古に
より、剣道の基本となる面、小手、胴、突き、連続技、払い技、引き技、抜き技、
摺り上げ技、出ばな技、返し技、打ち落とし技の9本目までを通して行います。
はちまき組さんも、1本打ちの技から順に稽古していきます。
<https://www.youtube.com/watch?v=d2M3QkR_klk>
今日の稽古では、引き技の銅打ちをする際のつば競り合い、胴の打突時の刃筋
について、水本先生から教えていただきました。
稽古が始まる前は、いつもどおり道場への感謝を込めてぞうきんがけを行います。
はちまき組さんは、若林先生、堀川先生に面、小手の基本打ちを
教えていただきました。
堀川先生の小手打ちの稽古では、最初は「ポン」と打突の音が
なかなかでませんでした。
はちまき組さんのYCさんに見本を見せてもらいました。
その後の稽古では、少しづつ良い音が出るようになりました。
面着け組さんは、水本先生の指導で面と切り返しの基本を教えていただきました。
少年剣士の切り返しで基本ができていない例を参考にして、切り返し(銅打ち)では
手首をしっかりと左右に返すことが大切なことがわかりました。
左手が体の中心から左右に大きくずれる切り返しは正しい切り返しではありません。
手首の返しと左手が体の中心からはずれないことを意識するようにしましょう。
基本打ちの稽古の後は、先生方が元に立ちかかり稽古をしました。
稽古の最後は、少年剣士同士のかかり稽古を行いました。
稽古の始めは、打ち合うことが少なく、声も小さくつば競り合いが多い稽古でした。
水本先生の指導で声をしっかり出し、体を前に出すように意識したところ良い打突が
増えてよい稽古になりました。
稽古の最後に、10月がお誕生日のMさんとS君にプレゼントが渡されました。
おめでとうございます!