2017年2月5日(日) 節分・立春、暦の上では春、夕暮れが遅くなり陽が長く
なったと感じますがまだ寒さが残ります。
今日の朝は前の週の大寒波が過ぎて少し暖かく感じました。
立春を過ぎると寒稽古とは言わないそうですが、もうしばらく寒稽古が続きます。
今週も剣道体験のお友達の参加と新しく入会したN君を迎えました。
菅野道場では、稽古開始前に少年剣士は、木刀による剣道稽古法、一般剣士は日本剣道形の
稽古をしています。
剣道は、武士の刀の修行方法として、刀(剣)の代わりに竹刀を使用し、防具を着用して、
剣の理法を学なびます。
元来武器として刀で斬るための刀には刃と、刀で打ち合う時に相手の刃を受ける鎬があり、
この刀の仕組みを理解することが剣道の基本となります。
竹刀では刀を使う刃筋の使い方を意識しなくても打突ができるため、菅野道場では刃筋を
意識できる木刀による剣道稽古法、日本剣道形の稽古を毎回取り入れています。、
形稽古の後、少年剣士は全員で雑巾かけをして、道場として利用させていただくことへの感謝の気持ち、
足腰の鍛錬として行っています。
全員整列し黙想で気持ちを落ち着かせた後、先生方と相互の礼を行い、6年生の先導で
「剣道の理念」「剣道修練の心構え」を全員で復唱します。
もうすぐ6年生は卒業します。その後は5年生、4年生が「剣道の理念」「剣道修練の心構え」の
先導をするようになります。柘先生より各自で復唱して覚えるようにお話しがありました。
柘先生より昨年稽古に励んだ精錬賞をいただいた剣士が紹介されました。おめでとうございます。
いつも通り、6年生の先導で準備体操と素振りの稽古をします。
水本先生から、大きな前後素振りでは、肩を使い動かすことを意識して振るように指導が
ありました。
年末面着け試験に合格したMさん、はちまき組でしっかりと基本稽古をしたので、肩を使った
大きな素振りが良くできていました。剣士の見本の素振りを披露しました。
素振りの次は、足さばきの稽古をします。足さばきは、剣道でとても大切な体の動かし方を学びます。
水本先生の指導で、足さばきを使った切り返しの稽古をしました。
足さばきを組み合わせても肩を使った切り返しをするように注意がありました。
素振りの最後は、早素振りをします。早素振りは足と竹刀の振りを合わせるのが難しいです。
水本先生の指導で、竹刀を持たない早素振りで手足の動かし方を稽古しました。
牧野先生の指導で、はちまき組は体験のお友達、新しく入会したN君は竹刀の持ち方、振り方の
基本を教えていただきました。
面着け組さんは、水本先生の指導で切り返しから基本打ちの稽古を行い、最後は
各先生方一人ひとりにかかり稽古を行いました。
お父さん剣士は、中野先生の指導で少年剣士と同じように基本稽古をしました。