市川市剣道連盟 菅野支部 稽古日記

市川市剣道連盟 菅野支部 市川市立菅野小学校体育館にて活動中!

7月2日稽古

7月最初の日曜日。気温は30℃を超え、菅野小体育館の外からは、蝉の声が聞こえてきました。

 

9:15からの稽古が始まる前、早めに準備を終えた子どもたちは、鬼ごっこをしています。

稽古前の楽しそうな鬼ごっこ見てていると、まるで魔力が掛かったように、追憶の彼方にある自分の幼少期の世界に引き込まれます。

と、現実から離れかかった私を尻目に、今日も稽古が始まりました。

稽古前の鬼ごっこ



今日は、「習慣」づけることを意識しよう、と先生が仰ってました。

 

毎日素振りをする「習慣」をつける。

では、どうしたら良いのか?

毎日いつやるかを決めてみる。例えば、お風呂に入る前に必ずやる、と決めてみる。

そして続ける。

毎日続けることは、紙を1枚1枚積み重ねることと一緒。500枚積み重なった紙は、手でちぎれない。

 

 

菅野でも、剣道の上手い子は、毎日の素振りや稽古に行く「習慣」が出来ているんだろう、そう思って、面付組の様子を見ていました。

 

一方、今日の稽古の中で、剣道での「習慣」というのは、単に上手さだけに影響するものではなく、態度や心構えも「習慣」によるものなのかなと思う場面がありました。

それは、とある高学年の子で、稽古が一息つき、正座して面を外しているときでした。

先生が近寄ってきて、良くなった部分を指摘してくれたとき、大きな声で立ち上がって「はい、ありがとうございます」と答えました。

教えて頂いたことに対して、自然と出た返事のように受け止めました。

良くありがちな、ただ大きな声で(=何も考えずに)返事をするような要素は、一切窺がえません。

 

この子は、どうしてこう素晴らしい態度なのだろうか。。。

と考えると、やはり、「習慣」が出来ているから、でしょうか。

素振りや稽古、態度や心構えも、先生から真剣に学ぼうという気持ちがあって、「習慣」が出来ているからでしょうか。

 

他方で、「習慣」になるまでは、剣道が上手くなりたいという内面の動機がないとダメなのも事実かと。

私の子どもは低学年で、ある程度は、親が動機づけをサポート(コントロール)しつつも、

剣道を続けていく過程で、菅野の友だちと一緒に上手くなろうといった、自立した心構えを

持つようになって欲しいなと思っています。

先生に教えていただく面付組

一息ついてもう一度面をつけます

今日は、めでたく2名のハチマキさんが、胴付けに上がりました。

おめでとうございます。

ハチマキ組のお稽古